ただし、前半は市場リスクとか信用リスクとかリスクの種類を限定しないリスク計量化の一般的なフレームワークを扱うため、数式を多用した抽象的な解説になります。
後半は、Value at Risk およびExpected Shortfallの話をしますが、今回はそれに厳密な数学的定義を与えます。
・・・具体的な話に触れてから一般化する方が理解しやすいのでは?という意見もあると思いますが、とりあえずガツンといきましょう。
準教科書でいうと、2.1、2.2節および6.1節の内容にあたることを扱います。主なトピックは次のようなものです。
- リスク計測方法についての概観(準教科書2.2.1項)
- 損失分布およびリスク・マッピングの考え方(準教科書2.1節)
- Value at Risk(VaR) の定義と性質(準教科書2.2.2項)
- Expected Shortfall(ES) の定義と性質(準教科書2.2.4項)
- Coherent risk measure(準教科書6.1節)
最低限、Value at Risk および Expected Shortfall がどういうものかを調べておいてください。
また、ポートフォリオ・ラリーへのエントリーも受け付けています。
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