2010年1月29日金曜日

数理ファイナンス国際ワークショップのお知らせ

私もトップバッターで話をする予定です。
#全日夜には修論審査があるので、自分の発表以外はほとんど参加できなさそうですが…


International Workshop on Mathematical Finance ``Topics on Leading-edge Numerical Procedures and Models''

日時: 16,17,18 February 2010
会場: TKP虎ノ門ビジネスセンター(http://tkptora.net/) (room 2A( http://tkptora.net/conference/conf_2a.shtml))
参加登録: Registration:
info-mfws@iftech.or.jp

こちらまで
ご氏名、ご所属、e-mail、参加希望日
を送信していただければ、ご登録させていただきます。
(会場の関係で、椅子が100程度しかない為、登録無しで来場された場合、立ち見となってしまう可能性があります。)

Program: (http://www.craft.titech.ac.jp/activity/symposium/craft2010ws.html)

2010年1月28日木曜日

メモ:プレゼンの「7つの禁じ手」

中田 亨, 『理系のための「即効!」卒業論文術』,ブルーバックスより以下抜粋。
それぞれの項目のエッセンスは同書を参照のこと。

10分ちょっとの卒論のプレゼンを念頭にして書かれているが、通常の学会発表などにも通ずるだろう。
私自身の意見はここではノーコメント。

プレゼンの「7つの禁じ手」
  1. プレゼン自体をプレゼンする
  2. 研究の背景が迂遠すぎる
  3. スライドが文字だらけ
  4. 直接的情報に乏しい
  5. 原稿を読み上げる
  6. 演出が雑
  7. 質問にまっすぐ答えない

2010年1月27日水曜日

Credit Risk 関係の新刊

Amazon からのDMで下記の出版を知った(昨年11月に出ていたのか・・・)。

Tomasz R.Bielecki, Monique Jeanblanc, Marek Rutkowski,
CREDIT RISK MODELING,
大阪大学出版会:大阪大学金融・保険レクチャーノートシリーズ

実はこのレクチャーノートのドラフトを先に目を通す機会をいただいて、少しだけコメントをしていたりする。それが反映されているかどうかは分からないが。
202ページに収まっているというのが信じがたい。

内容としては、Bielecki and Rutkowski のSpringer テキストと、Paris-Princeton Lectures(2002) の Bielecki-Jeanblanc-Rutkowski のレクチャーノートのエッセンスをまとめている感じ。

クレジットリスクの数理モデルを用いて理論的研究をしたい人(特に博士課程学生)には必読と思う。

2010年1月26日火曜日

かつての論文が・・・

こちらの論文の参考文献に、博士課程時代の自分の論文が挙げられていた。
内容について何ら触れられているわけではないが、時系列的にDuffie-Lando の後に位置づけてもらえているのは何となくうれしい。

このあたりの話もきちんと考え直したいと思っているのだが。

2010年1月21日木曜日

2010年度の授業予定

最終決定ではないが、2010年度の授業時間割の調整を終えた。
自分の担当授業についての予定は、

 春学期の火曜2限「フィナンシャル・リスク・マネージメント」
 春学期の水曜1限「金融市場の計量分析」(博士課程学生向け)
 秋学期の金曜2限「金融数理の基礎」

「金融数理の基礎」については、学期が変更するし、以前も書いたように少し思うところがあるので、過去2年の講義内容とは大きく変えるつもり。
「フィナンシャル・リスク・マネージメント」についても、昨今のリスク管理についての様々な議論や、数学モデルの解説にどこまで踏み込むかなどについて悩むところではあるが、とりあえず7割くらいは昨年度の内容を踏襲する予定。

他の先生の担当分についても、今年度とはけっこう変わってくる部分があるので、現M1の人にとっては履修計画にだいぶ注意が必要になるだろう。
また、OB/OG の人にとっては科目履修が大変だが有意義になるかもしれない。

2010年1月5日火曜日

一年の計は…

2010年になった。だが特に感慨なし。
「一日の計は朝にあり一年の計は元旦にあり」とは言われるものの、特に新しいことを始める予定(というか余裕)がない。

自分の研究プロジェクトについての今時点での覚え書き。
  • Project-GP:中間報告が行われたが、所用で欠席。報告資料をフォロー
  • Project-JH:放置のまま。
  • Project-K:昨年末には好意的なコメントが多かった。パートナーの最後の踏ん張りに期待。
  • Project-N:英語版をBFS2010に投稿。とりあえず近いうちにどこかに投稿しよう。1月末に日本語版について報告予定。
  • Project-O:とりあえず別の雑誌に再投稿済み。1月と2月に国内で報告予定。自分なりに論点を整理したいと思っていたが、あまり時間が無さげ。とりあえずシミュレーションのやり直し。
  • project-SG:継続した。1月末にミーティング。
  • Project-Ya:とりあえずパートナーが3月に話す機会をアレンジ。ドラフトの進展待ち。
  • Project-Yo:1月末~2月初に校正が来るとのこと。1月中旬に某所で報告予定。
  • Project-Yu:Sydney出張の時に少し考えていたことを帰国後に慌しくまとめて、クリスマス前に先方に送る。忙しいから後で見るわという返事。