2008年5月27日火曜日

5/15(木)、22日(木)「金融市場の計量分析」第6回、第7回

第6回と第7回をまとめて。

第6回では、

P. Schonbucher,
"Modelling Dynamic Portfolio Credit Risk",
Working paper
(2003)

の Proposition 1 と Proposition 5(およびその前提となる 4(iii))の証明をやりました。

ただし、Prop.1の方はcadlag なプロセスのジャンプの過程の predictability(実際には progressively meaurability) がの成立がきちんと言えなかったので、完全に納得できたというところまではいきませんでした。

第7回では、

S. R. Das, P. Hanouna,
"Implied Recovery",
Working paper(2006)

R. M. Gaspar, I. Slinko,
"On Recovery and Intensity's Correlation - A New Class of Credit Risk Models",
Working paper
(2007)

を紹介しました。特に前半の Merton モデルによる recovery rate と intensity の関係の特徴づけの話について紹介しました。

これで、第7回をもって私の担当回は終了しました。


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