2010年4月7日水曜日

4/7(水)「金融市場の計量分析」第1回

初回は、Bielecki, T. R., M. Jeanblanc, and M. Rutkowski, CREDIT RISK MODELING のChap.1の冒頭の記号の導入部分からRisk-neutral valuation の枠組みについて、数学的な視点で文献を読む際の心構えのようなものについてレクチャーしました。

次回は、Chap.1 の
1.3 First Passage Times 1.4 The Black and Cox Model 1.5 Extensions of the Black and Cox Model
の中のいくつかの部分について、数式の解釈、証明の鍵となるアイデアや計算過程について、いくつか確認をしたいと思いますので、参加者はChap.1全体を事前にきちんと読んできてください。

特に、ドリフト付きブラウン運動のある時点での位置と first passage time の同時分布についての結果、Black-Cox モデルにおける割引社債価格評価式、optimal capital structure に議論あたりは証明や議論の仕方を詳しく追ってきてください。
(余裕があれば、Black-Cox の optimal capital structure の議論と Leland の議論では、どのあたりが異なるかも調べてみてください)



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