分析用Excelツールを紹介しましたが、必ずしもそれを使わなければできない課題ではありません。
いちおうツールについて予想されるエラーなどへの対処法を書いたメモもアップしておきましたので、そちらを参考にしてください。
あと、財務指標作成演習として、5社分×2年分のサンプルを利用して、21個の指標(指標を作る手前の前処理を含む)を作るという作業用Excelファイルを用意しました。
これはレポート課題のために最低限作ってみてほしいという指標(やそのために必要な量)の例であって、もっといろいろと指標のアイデアを試してみてください。
授業では演習用ファイルで作業したものを提出したら見ますという言い方をしましたが、いちおう数式埋め込みではなく値だけが入っている答えシートを用意しましたので、自分の計算方法が正しいかどうかを自己チェックしてください。
(計算方法は、プレゼン資料に説明したものに基本的に沿っています。B/S項目とP/L項目を組み合わせて指標を作る場合は、B/S項目は1期前と当期の平均をとっています)
授業でVLOOKUP関数を使って財務指標を計算するという方法をさらっと紹介しましたが、それはExcelをうまく使うとこんなこともできますよ、ということを別に言いたかったわけではありません。
本質的なことは、財務指標を計算する際に本当に正しい財務科目の数値をきちんと引っ張って計算しているかどうかを確認する場合に、計算に使う財務科目名を明示的に引数に入れて数式入力した方が、「売上高」の数値を使いたいときに間違えてその前後の列の科目の数値を使ってしまうミスは避けることができるということです。
ですから、使うのは計算された財務指標の数値ですが、その指標を計算するためにどういう計算をしたかは後で確認しやすいようにしておいた方がよいでしょう。
もし、自分の計算方法は間違っていないはずだが、答えがあわないという場合は知らせてください。私が間違えている可能性は十二分にあります。
あとAR値、CAP曲線については、実際に自分で計算してもらわないと意味がつかめない(というか私の説明ではよく分からなかった)と思いますので、次回演習問題として出題しようかと思います 問題を作成しました。
イントラネットに「補足問題:CAP曲線・AR」という問題ファイルを追加しました。
こちらをオプショナルな課題とします。解いた方は、次回の授業時にレポートとして提出してください。
0 件のコメント:
コメントを投稿