2010年6月9日水曜日

「フィ ナンシャル・リスク・マネジメント」第9回フォロー(更新)

もろもろのファイルは、イントラネットに アップしておきました。

第8回の追加課題についてのレポートを 提出してくれた方のidは以下の通りです。

IM09F022, IM09F025, IM10F030

授業中に明示した課題ではないので、平常点評価に直接算入はしませんが、記録はしておきます。
また、(1)(2)についての解答ファイルをいずれアップしておきます。

今回提示したレポート課題は、構造型モデル(Mertonモデル or 初到達時刻モデル)の結果式を用いて、自分で選んだ企業のデフォルト確率を算出せよ、というものです。
実際には、デフォルト確率を求める結果式を使うためにインプットする各数値をどう決めるかを熟考せよ、ということが本質的な課題です。

授業でも触れましたが、今回のレポートの評価ポイントは「求められたデフォルト確率の数字が正しいかどうか」ではなく「デフォルト確率を算出するまでのいたるプロセスの説明が(評価者である中川から見て)論理的であり、それが分かりやすく表現されているかどうか」です。


なお、Merton(1974), Black-Cox(1976)の論文は、どちらもJournal of Finance に載っています。ご存じの方も多いでしょうが、大学からなら図書館のwebページから電子ファイルとして入手できると思います。

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