「金融市場の計量分析」の中川担当分のレポート課題(単位取得を目指す人だけが対象)です。
提出期限は7月5日(月)とします。
TeX でまとめてもらうことを推奨します。
(1)テキストとして使用した"Credit Risk Modeling" の 5.6節と5.7節に関して
(a) P.244 の上から3番目の数式(等号が成立していない式)の左辺と右辺を具体的に計算して、両者が等しくないことを示せ(必要に応じて、テキストに明示されていない適当な仮定を設定すること)
Hint:Bielecki-Rutkowski, "Credit Risk:Modeling, Valuation and Hedging", Springer(2002)の7.3節を参照
(b)5.7.2項の Bonds with Zero Recovery の結果をふまえて、the first firm の割引社債価格式の違いについて、Jarrow-Yu モデルの場合と Kusuoka のモデルの場合との違い(各パラメータの感応度に対する価格の感応度など)を考察せよ。
(2) Frey-Schmidt のサーベイ論文に関して、6節"Constructing Reduced-form Credit Risk via Nonlinear Filtering" の中で参照番号がついている各式 (29)~(42) の等号の意味を確認せよ。
(「定義」としての等号もありますが、定義として意味をなしているかどうかを検討すること。また、「結果」としての等号については、その等号が成立する理由を丁寧に示すこと)
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