2011年6月9日木曜日

6/14(火)「フィナンシャル・リスク・マネジメント」第8回:信用リスク(2)

第8回は数理ファイナンスアプローチのうち、構造型アプローチについて概説する予定です。
具体的には

  • (前回やり残してしまった)デフォルト判別モデルの評価法
  • 構造型アプローチ(+完全情報)の概要
  • Merton モデル(とその応用としての1ファクターモデル)
を中心に解説したいと思います。
今年度は、Mertonモデルにおけるデフォルト確率の算出については、ホワイトボードで丁寧に解説したいと思っています。
準教科書では8.2節の部分に相当するところを扱いますが、私の方で別途「補足資料」(といっても過年度のもののマイナーチェンジ)を作成してあります。プレゼン資料と重複するところが多いですが、両者ともイントラネットにアップしておきます。
これらは印刷物としての配付はしない予定です。
必要に応じてダウンロードして、そちらにも目を通しておいてください。

なお、今回のレジュメは第9回に扱う内容も含まれます。

第8回~第13回は、それなりに高度な数学を使った議論を含んでいますので、ご容赦ください。
ただし、必要以上に数式を記憶する必要はありませんが、どういう形でモデルが作られているかということにはぜひ注意してください。

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