共同研究室からアナウンスがあったと思いますが、フィナンシャル・リスク・マネジメント期末試験答案を返却します。
答案の1枚目に青丸で囲まれた数字が、100点満点での得点です。
(最終的にどのように60点満点に変換するかは、改めて発表します。
少なくとも、単純に現在の得点を0.6倍したものより悪くなるような変換はしません)
採点結果について質問や異議のある人は、8月5日(木)までに、
申し出てください。
それ以降の質問・異議については受け付けません。
2010年7月28日水曜日
第2報!「フィナンシャル・リスク・マネジメント」の期末試験
「フィナンシャル・リスク・マネジメント」の期末試験は16名が受験しました。
全体の採点を一通り終えました。
また朝になって見直して、記述部分について若干の得点修正しました。
木曜日に返却できると思います。
(採点答案はコピーをとって保管します。)
平均点は(見直し得点修正後)問題別には
問題1(30点満点) 18.375点
問題2(20点満点) 18.5625点
問題3(25点満点) 17.125点
問題4(25点満点) 13.3125点
で、全体では(今のところ) 67.375点 です。
最高点は(今のところ)93点。
80点以上の人は(今のところ)6名です。
略解はイントラネットにアップしました。
簡単なコメントをいくつかしておきます。
問題1
(1) 95%VaR を 300 としていた人がいましたが、問題で与えてある定義を使うと100 になるはずです。
(2) 逆関数の議論が正しくできた人は少数でした。
(3) (i) 大半の人はできていました。
(ii)まあまあの出来でしたが、細かいミスをしている人が若干いました。
(4) 過去問に引っ張られたように見受けられる人がちらほら。今回は確率分布表を具体的に与えているので、数値で答えてもらうことが必要です。
問題2
(1) 分散の計算がきちんとできて、微分とか平方完成とかしていれば甘めに点をあげています。
(2)(i)ほとんどの人が出来ていました。劣加法性のところを間違えていた人が少し。
(ii)「劣加法性」というキーワードが無い人は減点しています。あと説明が不十分に感じた人も減点しました。ただ、全体としては甘めに採点しました
問題3
(1)(i)「デフォルト確率」と思いこんで解いた人も多いようで、出来はあまり良くなかったです
(ii) (i)よりはできていました。
(2)(i) ほとんどの人ができていました。
(ii) 細かいミスの人が少しいました。あと e^r ではなく(1+r)をもちだしていた人が若干いました。
(iii)スプレッドをlogで正しく近似できる状態まで表していたら、後の近似のところは甘めに採点しています。
問題4
(1)(i)大半の人はできていました。
(ii) 分散の方が手つかずという人が少なからず見られました。
(iii) 大半の人はできていました。理由は少し甘めに採点しましたが、理由がなければ減点です。
(2)(A)営業CFがマイナスのときに問題であるということに触れていれば半分以上の点数を与えています。
過去に類題を出していたので、答えのポイントを押さえていた人が多かったようですね。
(B)期待通りの答えはありませんでした。全体として、理解していない状態で何かを書いているという文章が多かったです。
全体の採点を一通り終えました。
また朝になって見直して、記述部分について若干の得点修正しました。
木曜日に返却できると思います。
(採点答案はコピーをとって保管します。)
平均点は(見直し得点修正後)問題別には
問題1(30点満点) 18.375点
問題2(20点満点) 18.5625点
問題3(25点満点) 17.125点
問題4(25点満点) 13.3125点
で、全体では(今のところ) 67.375点 です。
最高点は(今のところ)93点。
80点以上の人は(今のところ)6名です。
略解はイントラネットにアップしました。
簡単なコメントをいくつかしておきます。
問題1
(1) 95%VaR を 300 としていた人がいましたが、問題で与えてある定義を使うと100 になるはずです。
(2) 逆関数の議論が正しくできた人は少数でした。
(3) (i) 大半の人はできていました。
(ii)まあまあの出来でしたが、細かいミスをしている人が若干いました。
(4) 過去問に引っ張られたように見受けられる人がちらほら。今回は確率分布表を具体的に与えているので、数値で答えてもらうことが必要です。
問題2
(1) 分散の計算がきちんとできて、微分とか平方完成とかしていれば甘めに点をあげています。
(2)(i)ほとんどの人が出来ていました。劣加法性のところを間違えていた人が少し。
(ii)「劣加法性」というキーワードが無い人は減点しています。あと説明が不十分に感じた人も減点しました。ただ、全体としては甘めに採点しました
問題3
(1)(i)「デフォルト確率」と思いこんで解いた人も多いようで、出来はあまり良くなかったです
(ii) (i)よりはできていました。
(2)(i) ほとんどの人ができていました。
(ii) 細かいミスの人が少しいました。あと e^r ではなく(1+r)をもちだしていた人が若干いました。
(iii)スプレッドをlogで正しく近似できる状態まで表していたら、後の近似のところは甘めに採点しています。
問題4
(1)(i)大半の人はできていました。
(ii) 分散の方が手つかずという人が少なからず見られました。
(iii) 大半の人はできていました。理由は少し甘めに採点しましたが、理由がなければ減点です。
(2)(A)営業CFがマイナスのときに問題であるということに触れていれば半分以上の点数を与えています。
過去に類題を出していたので、答えのポイントを押さえていた人が多かったようですね。
(B)期待通りの答えはありませんでした。全体として、理解していない状態で何かを書いているという文章が多かったです。
2010年7月23日金曜日
ワインと音楽の夕べ2010
関係者には連絡されていますが、8月2日(月)にICSでは「ワインと音楽の夕べ」というイベントを開催します。
今回は、ご案内のとおり、演奏者について私の高校の同級生にお願いしました。
また、私が海外出張等の土産で購入してきたそこそこ良いワイン等も提供いたします。
すでに申込み期限は過ぎていますが、まだ受け付けていると思いますので、
ICS関係者の皆さんの多数の参加をお待ちしています。
なお、知り合いとは言えプロの演奏家に来てもらいますので、ギャラ等はfixしてお願いしています。したがって、参加者が少ないと興行主(?)としての私のポケットマネーが発動することになります。その点からも多数のご参加をお待ちしております(!?)
実際には、元同級生を応援するという気持ちが先ですので、お金のことあまり問題にしてません(太っ腹)、できるだけたくさんの人に演奏を聴いていただきたいということです
演奏予定曲目についてご連絡いただきました。
コレルリ「ラ・フォリア」
ピアソラ「タンゴの歴史」
ファリャ「スパニッシュダンス」
ショパン「ノクターン 作品9-2」他
ご参考まで。
****************************************************
ワインと音楽の夕べ2010開催のご案内!
来る8月2日(月)、金融戦略・経営財務コースでは、「ワインと音楽の夕べ」を
開催いたします。
このイベントは春学期の締めくくりに行われる本コース恒例のイベントで、毎回
プロの演奏家を迎えて行われます。今回の演奏は、中川先生のご友人(というか高校1年のときの同級生)でもある
ヴァイオリニスト、中野志麻さん、そして中野さんと多くの共演を重ねてこられた
チェリスト、渡邉正和さんによる弦楽器デュオになります。
(ふだんトリオを組んでいるピアニストの古澤幹子さんも来場予定です)
当日は、演奏のほかにワインを飲みながらの歓談の時間も設けています。期末試験
も終わりほっと一息できる時です。また、教職員、在校生、卒業生が一同に集まる貴重
な機会にもなりますので、皆様奮ってご参加ください。
ご家族やご友人とのご参加も大歓迎です。皆様が在籍、卒業された学校の雰囲気を
是非味わってもらえたらと思います。
■開催概要■
◇演奏者: 中野志麻(ヴァイオリン)、渡邊正和(チェロ)
演奏者の活動の詳細→ http://happy.ap.teacup.com/petitotbis/
◇日 時: 2010年8月2日(月) 18:30~21:00頃まで
◇場 所: ICS8階オープンスペース
◇参加費: 5,000円程度 ただし、ご家族・ご友人は半額(小学生以下は無料)
※参加費は参加者の人数により金額が変わる可能性がありますが、
ご了承の上、お申し込みください。
◇申込方法: ご参加される方全員の氏名を明記の上、7月21日(水)までに
E-mailにてお申し込みください。又、小学生以下の方がご参加
される場合は、その旨ご連絡ください。
【申込先アドレス】fs@ics.hit-u.ac.jp
※準備の関係上、必ず事前にお申し込みをお願いいたします!
□問合せ先: ICS金融戦略・経営財務共同研究室
【Tel】 03-4212-3112 【email】 fs@ics.hit-u.ac.jp
今回は、ご案内のとおり、演奏者について私の高校の同級生にお願いしました。
また、私が海外出張等の土産で購入してきたそこそこ良いワイン等も提供いたします。
すでに申込み期限は過ぎていますが、まだ受け付けていると思いますので、
ICS関係者の皆さんの多数の参加をお待ちしています。
なお、知り合いとは言えプロの演奏家に来てもらいますので、ギャラ等はfixしてお願いしています。したがって、参加者が少ないと興行主(?)としての私のポケットマネーが発動することになります。その点からも多数のご参加をお待ちしております(!?)
実際には、元同級生を応援するという気持ちが先ですので、お金のことあまり問題にしてません(太っ腹)、できるだけたくさんの人に演奏を聴いていただきたいということです
演奏予定曲目についてご連絡いただきました。
コレルリ「ラ・フォリア」
ピアソラ「タンゴの歴史」
ファリャ「スパニッシュダンス」
ショパン「ノクターン 作品9-2」他
ご参考まで。
****************************************************
ワインと音楽の夕べ2010開催のご案内!
来る8月2日(月)、金融戦略・経営財務コースでは、「
開催いたします。
このイベントは春学期の締めくくりに行われる本コース恒例のイベ
プロの演奏家を迎えて行われます。今回の演奏は、
ヴァイオリニスト、中野志麻さん、
チェリスト、渡邉正和さんによる弦楽器デュオになります。
(ふだんトリオを組んでいるピアニストの古澤幹子さんも来場予定です)
当日は、
も終わりほっと一息できる時です。また、教職員、在校生、
な機会にもなりますので、皆様奮ってご参加ください。
ご家族やご友人とのご参加も大歓迎です。皆様が在籍、
是非味わってもらえたらと思います。
■開催概要■
◇演奏者: 中野志麻(ヴァイオリン)、渡邊正和(チェロ)
演奏者の活動の詳細→ http://happy.ap.teacup.com/
◇日 時: 2010年8月2日(月) 18:30~21:00頃まで
◇場 所: ICS8階オープンスペース
◇参加費: 5,000円程度 ただし、ご家族・ご友人は半額(小学生以下は無料)
※参加費は参加者の人数により金額が変わる可能性がありますが、
ご了承の上、お申し込みください。
◇申込方法: ご参加される方全員の氏名を明記の上、7月21日(水)までに
E-mailにてお申し込みください。又、
される場合は、その旨ご連絡ください。
【申込先アドレス】fs@ics.hit-u.ac.jp
※準備の関係上、必ず事前にお申し込みをお願いいたします!
□問合せ先: ICS金融戦略・経営財務共同研究室
【Tel】 03-4212-3112 【email】 fs@ics.hit-u.ac.jp
課題レポート提出について
第1回・第2回とも課題レポートの提出は、
なお、諸般の事情で提出が期限後になってしまう場合についても、その理由と提出可能な日時を可能な限り事前に連絡してください。
遅れて提出されたレポートについては、理由によらず一定のマイナス評価をします。
8月6日(金)か、遅くとも9日(月)には、各自に最終成績を通知できるようにしたいと考えています。
#その仕事を終えてから、私も実質的な夏休みモードに入りたいと思います。
- 共同研究室のレポート提出トレイ
- 提出期限は8/2(金)(の「ワインと音楽の夕べ」の前に提出して、そのまま「ワインと音楽の夕べ」がベストと思われます)
なお、諸般の事情で提出が期限後になってしまう場合についても、その理由と提出可能な日時を可能な限り事前に連絡してください。
遅れて提出されたレポートについては、理由によらず一定のマイナス評価をします。
8月6日(金)か、遅くとも9日(月)には、各自に最終成績を通知できるようにしたいと考えています。
#その仕事を終えてから、私も実質的な夏休みモードに入りたいと思います。
7/27(火)実施「ファイナンシャル・リスク・マネジメント」期末試験について
期末試験のアナウンスです。
日時と場所:7月27日(火) 20:05~21:20(正味75分) 第3講義室
※追試験の予定はありません(ただし、正当な理由があり、なおかつ試験開始1時間前までに当日の受験が不可能であることを中川に連絡してきた場合のみ、追試験の可能性を検討します。ただし、仮に追試験をした場合の成績評価は「学生便覧・講義要綱」の一橋大学大学院国際企業戦略研究科細則の第18条(追試験)3に倣って、得点の8割とします)
試験範囲と出題形式
* 第2 回の授業から第14 回の授業で扱った内容(プレゼン資料・配布資料、およびQRM の関連箇所)。ただし、プレゼン資料・配布資料の中の数式や些末な話題を細かく記憶してくる必要はない。授業で強調されていた事柄や繰り返し使われている用語の意味を確認したり、授業でどういう話題を扱ったかを自分なりに整理したりしておくこと
日時と場所:7月27日(火) 20:05~21:20(正味75分) 第3講義室
※当日は20:00 までに着席すること。なお、試験座席はこちらで指定し当日掲示するので、それに従うこと。
あと講義中にアナウンスしなかったことですが、
※遅刻は試験開始30分後まで認めます(つまり20:35まで)
※退出は試験開始30分後から試験終了5分前まで認めます(つまり20:35~21:15)
試験範囲と出題形式
* 第2 回の授業から第14 回の授業で扱った内容(プレゼン資料・配布資料、およびQRM の関連箇所)。ただし、プレゼン資料・配布資料の中の数式や些末な話題を細かく記憶してくる必要はない。授業で強調されていた事柄や繰り返し使われている用語の意味を確認したり、授業でどういう話題を扱ったかを自分なりに整理したりしておくこと
• 計算問題(数字の計算だけでなく、数式を変形する議論も含む)がおよそ8 割くらいの見込み。ただし、配付資料の演習問題の類題を多く出題する。
特にVaR とES の計算方法、バックテストの考え方、最小分散ヘッジ比率、Coherent リスク尺度、Merton モデル、定数ハザード・レートのモデルによるクレジット・デリバティブの評価に関する問題、デフォルト相関について確認すること
• 参考書やノートなどの参照は不可とする。また計算機の使用も不可とする
• 試験としては100 点満点評価。ただし、最終成績としてのウェイトは6 割(試
験点数を単純に0.6 倍という処理をするかは未定)
2010年7月15日木曜日
「カウンターパーティリスクマネジメント」セミナー
7月26日(月)15:00~16:30に、学術総合センター2階中会議場にて一橋大学大学院国際企業戦略研究科主催
が開催されます。詳しくはこちらを。
私も富安さんの前座を務めます。
当初は数式を一つも使わないプレゼンを試みようと思いましたが、CVAの一般式だけは触れておかねば、ということで1カ所だけ数式が登場する予定。
全体としては、少し大風呂敷を広げた後、アカデミックにおけるCounterparty risk 研究についての動向を(私の知る限りですが)緩い感じでお話する予定です。
なお、もうかなり申込みが来ていて、会場キャパは増やしたそうです。それでも、これから申込みをしても遅いかもしれません。
当初、このブログでもアナウンスしようと思ったのですが、公式ホームページで告知してから早い段階で申込みがたくさん来ていたということでしたので、自粛しました。
まあ、必要以上にこのブログの影響力を自分で過大評価していたということですね…
一橋大学大学院国際企業戦略研究科主催
「カウンターパーティーリスクマネジメント」セミナー
が開催されます。詳しくはこちらを。私も富安さんの前座を務めます。
当初は数式を一つも使わないプレゼンを試みようと思いましたが、CVAの一般式だけは触れておかねば、ということで1カ所だけ数式が登場する予定。
全体としては、少し大風呂敷を広げた後、アカデミックにおけるCounterparty risk 研究についての動向を(私の知る限りですが)緩い感じでお話する予定です。
なお、もうかなり申込みが来ていて、会場キャパは増やしたそうです。それでも、これから申込みをしても遅いかもしれません。
当初、このブログでもアナウンスしようと思ったのですが、公式ホームページで告知してから早い段階で申込みがたくさん来ていたということでしたので、自粛しました。
まあ、必要以上にこのブログの影響力を自分で過大評価していたということですね…
7/21(水) 「フィナンシャル・リスク・マネジメント」第14回:(補講)総復習
第14回(補講)はこの授業の総復習です。
期末試験で出題する範囲を中心に2回目から13回目までのポイントをいくつか見ていきます。
なお、21日(水曜日)の2限です。お間違えなく。※自分が一番間違えそうですが…
期末試験で出題する範囲を中心に2回目から13回目までのポイントをいくつか見ていきます。
なお、21日(水曜日)の2限です。お間違えなく。※自分が一番間違えそうですが…
2010年7月13日火曜日
2010年7月12日月曜日
第2回レポート課題のデータについて
第2回レポート課題の財務データの企業数について質問がありましたので回答しておきます。
「課題の説明資料」には「約170社」と書いてありますが、insampleでは実際には151社分しかありません。
しかし、その151社分のデータが今回の対象データです。
データ処理上、code番号を先にふっておいた後で、諸事情で何社か取り除いたのですが、
私は、除外分を忘れて、DとNのコード番号のそれぞれの最大値を足して「約170社」と記述してしまいました。混乱させて申し訳ありませんでした。mOm
「課題の説明資料」には「約170社」と書いてありますが、insampleでは実際には151社分しかありません。
しかし、その151社分のデータが今回の対象データです。
データ処理上、code番号を先にふっておいた後で、諸事情で何社か取り除いたのですが、
私は、除外分を忘れて、DとNのコード番号のそれぞれの最大値を足して「約170社」と記述してしまいました。混乱させて申し訳ありませんでした。mOm
2010年7月7日水曜日
7/13(火) 「フィナンシャル・リスク・マネジメント」第13回:信用リスク(7)
第13回はデフォルトの依存関係の動的モデルについて概説する予定です。
前回アップした補足資料の後半の内容に対応します。
QRMでは、9.6~9.8節の部分に相当しますが、ざっくりとしたお話になってしまうと思います。
ただ、いちおうここまでが期末試験の範囲ですので、依存関係についてのどういう前提が数式として表現されているかということに注意してもらいたいと思います。
なお、授業の冒頭10分くらいで授業評価アンケートを実施するそうです。
また、その後でポートフォリオ・ラリーの最終成績発表および表彰?を行います。
ということで、実質的な授業は70分くらいです。
また、7月21日の補講に関しては、アナウンスします。
前回アップした補足資料の後半の内容に対応します。
予定では、
- 条件付き独立モデル
- Copula モデル
- デフォルト 伝播モデル
- Top-down アプローチ
QRMでは、9.6~9.8節の部分に相当しますが、ざっくりとしたお話になってしまうと思います。
ただ、いちおうここまでが期末試験の範囲ですので、依存関係についてのどういう前提が数式として表現されているかということに注意してもらいたいと思います。
なお、授業の冒頭10分くらいで授業評価アンケートを実施するそうです。
また、その後でポートフォリオ・ラリーの最終成績発表および表彰?を行います。
ということで、実質的な授業は70分くらいです。
また、7月21日の補講に関しては、アナウンスします。
研究覚え書き
7月に入った。しばらくぶりに、研究プロジェクトの進捗覚え書き
- Project-K:とりあえず進捗なし
- Project-N:日本語論文の査読結果がやっと来て、修正対応して再投稿。英語版の短いものがこちらの65-68ページに掲載された。
- Project-O:意外と早く査読結果が帰ってきて、major revision ながらも問題意識は認めてもらえた感じ。ただいろいろな意味で分かりにくかったようで、コメントを受けて修正を進める。
- project-AM(SG改め):6月末に報告。宿題が残っているが、後回しになっている。
- Project- Ya:とりあえず大きな動きなし
- Project-Yu:相手からの進捗報告待ち。あえて、こちらから突っつかず。K先生が台湾でこの話を聞いたらしく、もっとがんばらないといけないとお言葉いただいた。どこまで進んでいるのか?
2010年7月6日火曜日
「フィ ナンシャル・リスク・マネジメント」第12回フォロー
もろもろのファイルは、イントラネットに アップしておきました。
第11回の課題についてのレポートを 提出してくれた方のidは以下の通りです。
IM09F001, IM09F006, IM09F007, IM09F009, IM09F012, IM09F022,
IM09F025, IM09F026, IM09F037, IM09F038, IM10F030, IK10F001,
IK10F012
第11回の課題についてのレポートを 提出してくれた方のidは以下の通りです。
IM09F001, IM09F006, IM09F007, IM09F009, IM09F012, IM09F022,
IM09F025, IM09F026, IM09F037, IM09F038, IM10F030, IK10F001,
IK10F012
あっさりとしたレポートが多かったので、チェックも早く終わりました。
問題1は、7割方正しい答えを得ていました。
間違えている人は、金利を5%で考えている人が少しと、リスク中立確率の組の集合の計算ミスというのが誤答の要因になっていました。
問題2は、だいたいの人がグラフを再現できていました(スプレッドの範囲を0から0.20%と狭くとった人がいましたが)。ほとんどの人が「スプレッドが大きくなるにつれて(1次近似)の誤差が大きくなる」というありきたりの考察しかしてませんでした。
乖離幅が相対的に大きいかどうかについて一応触れている人がいましたが、どの辺までが近似として許容できそうかという事を定量的に議論していた人はほとんどいませんでした。
あと、2次近似まで含めた議論(+私のプレゼン資料の近似式の導出より良い近似式の導出法)を示してくれた人がいました。
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