プレゼン資料、配付資料、TOPIXと33業種インデックスのデータ、ポートフォリオ作成ツール、提出するポートフォリオのファイルのサンプル、および traffic jam ツールはイントラネットにアップしておきました。
今回の課題の確認ですが、以下の通りです。
・必須のもの:ポートフォリオ・ラリー(レポート課題1)のための33業種投資比率を決めて、規定のフォーマートでテキストファイルとしてメールで送る(4月26日(火)正午締め切り)
・必須のもの:ポートフォリオ・ラリー(レポート課題1)のための33業種投資比率を決めて、規定のフォーマートでテキストファイルとしてメールで送る(4月26日(火)正午締め切り)
※配付資料の2~3ページ参照
・余力があれば考えてほしいもの:配付資料の演習問題4題。全部解けなくてもかまいません。数学が苦手でも考えることが出来る問題もあります。
解答した人は次回授業時間時にレポートとして提出してください。授業時までに共同研究室のレポート提出トレイに提出していただいてもかまいません。
なお、レポートとは、解答を読みやすくきちんと整理した形式のペーパーを指します。検討段階のメモ書きのようなものも一度は受け取りますが、ひどい場合はそのまま返却します。
プレゼン資料の最後の部分について言及できなかったのですが、とある社長の講演資料についてはこちらで見ることができます。けっこう過激な内容にも見えますが実務上有益な示唆がたくさん含まれていると思います。
ポートフォリオ投資比率作成ツールについては説明しないと言いましたが、昨年度のブログ記事を再掲しておきますので、参考にしてください。
*********************************************************************************
(1) まず、VBAマクロを使用していますので、Excelでマクロが使えるようにセキュリティ・レベルを下げておく必要があります。
(2) また、リスク最小化とかSharpe ratio 最大化というところで、ソルバーアドインをVBAで動かすようにしています。当然、ソルバーがアドインされていないと使えないことと、Excel のバージョンによっては、VBAのエディタを開いて参照設定を手でいじらないといけないかもしれません。対処法はExcelに詳しい人を周りで見つけて尋 ねてください。
#私も直接エラーの状況を見ればいくつか対処はできますが、メール等では十分に対応を回答できないと思います。
(3) とりあえず、設定周りがうまくいっていれば、[data]というシートのデータをアップデートします。
古いデータも活かしたければ、重複しない ように新しい分を付け足してください。まるまる入れ替えてもかまいませんが、1行目はラベル、1列目は日付というような構成は変えないでください。
(4) その後、[control]シートの「統計量計算」というボタンを押してもらえれば、[daily_return]というシートに自動的に[data] シートに対応した日次対数収益率が計算されます。
さらに、[control]シートのE列の「標準偏差」のところが自動的に計算されます。また、 見えないようになっていますが、33×33の相関行列も別のところに計算されていて、後でポートフォリオのリスク計算をするときに考慮されるようになって います。
(5)あとは、[control]シートのD列の「期待リターン」に適当な数字を入れる必要があります。対数収益率データから標 本平均を計算してもいいのですが、CAPMで求めたり、大まかな見込み数字を入れるなどしてもよいと思います。B,C列は各業種に対する投資比率の上下限 制約です。デフォルトでは上下限は一律10%,0%になっていますが、業種ごとに設定できます。その業種を絶対に組み入れたくなければ上限も下限も0%に すればよいです。
(6)あと推定日数とかいろいろ設定を要しますが、コメントを読んでください。いじらなくてもよいと思います。
(7) あとは、「Sharpe Ratio 最大化」というボタンを押してください。うまく計算できたら、F列に返った数字が制約つきの平均-分散モデルにおけるSharpe ratio についての最適投資比率になっています。
***********************************************************************************
0 件のコメント:
コメントを投稿