「金融数理の基礎」の期末試験は24名が受験しました。
略解はイントラネットにアップしました。
全体の採点を終えました。(見直し1回目しましたが、最終結果は異なるかもしれません。)
平均点は問題別に
問題1:21.58点(/24点)
問題2:23.08点(/26点)
問題3:12.00点(/25点)
問題4:7.83点(/20点)
問題5:6.75点(/15点)
となっており、全体の平均点は 71.25点(/110点)でした。最高点は92点(2名)で、90点台は全部で3名です。
また、最終成績は前にお伝えしたように
min(100, roundup(max(0.5×中間得点+0.5×期末得点, 期末得点), 0)+平常点)
として算出することにします。
最終成績は確定したわけではありませんが、現状では
A(80点以上)に相当する人は12名
です。ICS は成績表に得点が載らないようですが、
上の計算式での最高点は99点(2名)です。
採点コメントを簡単に書きます。
問題1は全体的に良くできていました。(1) は全員正解でした。
が、(3)で多少計算ミスが目立ちました。あと(2)も若干ミスが目立ちました。
問題2も比較的良くできていました。(1) は全員正解だったはずです。
(2)は十分に整理できていない人は若干減点しました。
(3) は計算経過を考慮して間違えていても部分点を与えました。
問題3は全部できていた人は少しでした。(1)または(2)で止まっている人が多かったです。
(3)については難しく考えすぎていた人が見受けられました。宿題で出した問題は一般の p についての出題だったので、特に p = 1/2 の場合を出してみたのですが・・・
問題4は、(1)は出題予告した証明のところでしたので、サービス問題のつもりで出したのですが、不等号の向きが全部正しかった人は思ったほど多くありませんでした。また、式変形や結論の根拠の説明は、私が完全と見なせるものは非常に少なかったです。気持ちをくんだところもあり1点を与えるかどうかのところでは少し甘い判断をしましたが、完全正解するかどうかの判断は厳しくしています。
(2)も出来もかなり予想を下回りました。
問題5は、手つかず(手付けず)の人が少しいました。またT のところを t としたり、normalize して分散を1にしたものを考えたりと、完全に正解の人は少数でした。出題を予告したところなので、もう少し出来ることを期待していました。教科書ベースで丁寧に説明した部分ではないので、全体としては甘めに採点しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿