最近は講演やワークショップの資料作成に追われていますが、移動時間などを利用して読書もしています。
ここ一週間に読んでいたのは、黒木亮「エネルギー(上・下)」です。
大きな書店で平積みになっていて、すでに読まれた方もいると思います。
サハリンの原油・LNG開発プロジェクトに携わる商社マンが主人公のフィクションですが、人物や組織など実在する名前も多数登場しており、1997~2007年の実際に起きた経済ニュースの裏側を作者の取材+想像力で本当らしく脚色したという作品です。また、上で触れた商社マン以外にも、イランなど中東での原油開発に命を賭ける別の商社マンやエネルギーデリバティブで設けるトレーダーについても、それぞれの物語が語られ、少しだけクロスオーバーがあります。
いろいろと勉強になりましたが、単純な感想としては「商社マンは大変だなぁ・・・」
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