最近は講演やワークショップの資料作成に追われていますが、移動時間などを利用して読書もしています。
ここ一週間に読んでいたのは、黒木亮「エネルギー(上・下)」です。
大きな書店で平積みになっていて、すでに読まれた方もいると思います。
サハリンの原油・LNG開発プロジェクトに携わる商社マンが主人公のフィクションですが、人物や組織など実在する名前も多数登場しており、1997~2007年の実際に起きた経済ニュースの裏側を作者の取材+想像力で本当らしく脚色したという作品です。また、上で触れた商社マン以外にも、イランなど中東での原油開発に命を賭ける別の商社マンやエネルギーデリバティブで設けるトレーダーについても、それぞれの物語が語られ、少しだけクロスオーバーがあります。
いろいろと勉強になりましたが、単純な感想としては「商社マンは大変だなぁ・・・」
2008年9月20日土曜日
2008年9月9日火曜日
ワークショップ「研究とは?修士論文とは?」
在学生向け非公式イベント:ワークショップ「研究とは?、修士論文とは?」のお知らせ
在学生向けメールでも予告した通り、「研究とは?、修士論文とは?」ということについて
私なりに考えていることを説明し、学生の皆さんと意見交換することを目的とした
ワークショップを行いたいと思います。
(ワークショップというと格好良く聞こえるのでそう呼びますが、どちらかというとオープンゼミといったノリです)
日時:9月24日(水)の19:00~20:00(終了時刻は予定)
場所:第3講義室
内容:
・ 研究のネタをどう見つけ、どうふくらませていくか?
・ 「修士論文」とはそもそも何か? 何をどのように書くべきか?
など。
(この後は、中川ゼミ所属予定のM2の人向けのアウトライン指導を行う予定です)
参加申込み:資料の用意の都合があるので、参加予定者はメールで「ワークショップ参加希望」というタイトルで22日(月)の18時までに中川まで連絡をください。
また、以前メール添付したアウトラインについての資料にも触れますが、そちらは各自プリントしてきてください。
なお、このワークショップに参加しなくても、おおよそ伝えたいことは以下の2冊に書かれています。
というか、私が話す内容はこの2冊に書かれていて私が同意・共感した部分に、私のこれまでの指導経験や論文審査経験を組み合わせたものになります。例などはファイナンス系の研究を意識してアレンジする予定です。
戸田山氏の本は、「レポートから卒論まで」という副題ですが、修士論文を書こうとする人には必読と思います。
妹尾氏の本は、もしかしたら入学前に参考にされた方もいるかもしれません。入学願書に付ける研究計画書を想定していますが、修論のための研究計画策定のために読み返すと、いろいろと参考になると思います。
ファイナンス系の論文を書く場合には、データの説明、統計分析についての記述、数式を用いた説明などについてのお作法も身につける必要もありますが、それらは今回のワークショップではあまり扱いません。
在学生向けメールでも予告した通り、「研究とは?、修士論文とは?」ということについて
私なりに考えていることを説明し、学生の皆さんと意見交換することを目的とした
ワークショップを行いたいと思います。
(ワークショップというと格好良く聞こえるのでそう呼びますが、どちらかというとオープンゼミといったノリです)
日時:9月24日(水)の19:00~20:00(終了時刻は予定)
場所:第3講義室
内容:
・ 研究のネタをどう見つけ、どうふくらませていくか?
・ 「修士論文」とはそもそも何か? 何をどのように書くべきか?
など。
(この後は、中川ゼミ所属予定のM2の人向けのアウトライン指導を行う予定です)
参加申込み:資料の用意の都合があるので、参加予定者はメールで「ワークショップ参加希望」というタイトルで22日(月)の18時までに中川まで連絡をください。
また、以前メール添付したアウトラインについての資料にも触れますが、そちらは各自プリントしてきてください。
なお、このワークショップに参加しなくても、おおよそ伝えたいことは以下の2冊に書かれています。
というか、私が話す内容はこの2冊に書かれていて私が同意・共感した部分に、私のこれまでの指導経験や論文審査経験を組み合わせたものになります。例などはファイナンス系の研究を意識してアレンジする予定です。
戸田山氏の本は、「レポートから卒論まで」という副題ですが、修士論文を書こうとする人には必読と思います。
妹尾氏の本は、もしかしたら入学前に参考にされた方もいるかもしれません。入学願書に付ける研究計画書を想定していますが、修論のための研究計画策定のために読み返すと、いろいろと参考になると思います。
ファイナンス系の論文を書く場合には、データの説明、統計分析についての記述、数式を用いた説明などについてのお作法も身につける必要もありますが、それらは今回のワークショップではあまり扱いません。
2008年9月5日金曜日
このブログの今後について
秋学期には、このブログ管理者がICSで担当する講義はありません。
しばらくの間、このブログはゼミ関連の情報と、ICSの学生の方に紹介したいと思った情報について気まぐれに掲載していこうと思います。
コメントや質問は随時受け付けます。
なお、完全にプライベートなことですが、8/27に私の母が鬼籍に入りました。その前は何回かの片道3時間弱かけての看護、その後は葬儀やら何やらでバタバタしておりました(まだしばらくはいろいろありますが・・・)。
そうした関係で、8月に入ってから、メール等での問い合わせにあまり丁寧に対応できなかったことをお詫びします。
あともう少しだけ、個人的な感慨を述べさせていただきます。
母はファイナンスとか金融工学とかについては全く知らなかったわけですが、地道にコツコツと蓄えていて、それなりのものを私を含め家族のために遺してくれていました。母の遺してくれた財産を目の当たりにして、私が研究していることは何の意味があるのか・・・とふと考えてしまったりしました。
閑話休題。ということで、春学期の授業についての総括もまだしてません。来年度へ向けて総括はしないといけませんがpending させてください。というのも、目先のところ
あと、9/24に予定している「研究とは何か?」についてのワークショップですね・・・。これも近いうちにこのブログで詳細を予告します。ただし、ICS公式イベントではないので、他に優先すべきイベントが入った場合は直前でも日時を変更します。
しばらくの間、このブログはゼミ関連の情報と、ICSの学生の方に紹介したいと思った情報について気まぐれに掲載していこうと思います。
コメントや質問は随時受け付けます。
なお、完全にプライベートなことですが、8/27に私の母が鬼籍に入りました。その前は何回かの片道3時間弱かけての看護、その後は葬儀やら何やらでバタバタしておりました(まだしばらくはいろいろありますが・・・)。
そうした関係で、8月に入ってから、メール等での問い合わせにあまり丁寧に対応できなかったことをお詫びします。
あともう少しだけ、個人的な感慨を述べさせていただきます。
母はファイナンスとか金融工学とかについては全く知らなかったわけですが、地道にコツコツと蓄えていて、それなりのものを私を含め家族のために遺してくれていました。母の遺してくれた財産を目の当たりにして、私が研究していることは何の意味があるのか・・・とふと考えてしまったりしました。
閑話休題。ということで、春学期の授業についての総括もまだしてません。来年度へ向けて総括はしないといけませんがpending させてください。というのも、目先のところ
- 9/9--9/11:OR学会の研究発表会参加のための札幌出張(私は話しませんが共同研究ということで東工大で指導している学生の発表が2件あります)
- 9/13:Quantitative Risk Management の著者の一人 McNeil 氏を迎えてのシンポジウム「定量的リスク管理:理論と応用」(場所は学術総合センター6階)での研究発表
- 9/26:PRMIA東京 のイベント「Operational Risk & Capital Allocation Conference」での講演
あと、9/24に予定している「研究とは何か?」についてのワークショップですね・・・。これも近いうちにこのブログで詳細を予告します。ただし、ICS公式イベントではないので、他に優先すべきイベントが入った場合は直前でも日時を変更します。
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