2009年2月13日金曜日

最近のこと

3月中旬に講演できることになったので、最近は講演準備を兼ねて working paper の改訂(というか書き直しに近い)を中心にやっています。テーマは同じながら、主張の力点が微妙に違う英語版と日本語版を同時に作っています。
数値計算のやり直しを何回もしたりして、結果を書き直すというようなことから、数学的に微妙なところを如何に(直面せずに)回避するかということを考えたり。
もちろん、回避の前に昔読んだテキストをあれこれ引っ張り出して少しでもマシな主張をしようとがんばってもいますが。

研究の中でR による最適化を行っていますが、これまでは関数の中の漸化式を for 文を使って計算するコードを書いていたので、非常に時間がかかっていました。
いろいろと調べていくうちに apply と cumsum を組み合わせれば for 文を使わなくてベクトルと行列の演算だけで自分の求めたいものが得られることが分かり、最適化部分の高速化に成功しました。
あとは、plot図をpdf に自動保存する方法とか・・・R を知っている人にとっては非常に稚拙なことをやっていたという感じですね。

あとは、これに関連したテーマで新しい研究プロジェクトも始まりそうです。
ほとんど共同研究者におんぶに抱っこということになりそうですが・・・

0 件のコメント: